
空港の北側、海抜800フィートの山の中腹(KUALAPU'U)に500エーカーに及んでコーヒーを栽培しています。
ここでは、100%モロカイ産のコーヒーのほか、他島の提携コーヒー(KAUAI,HAWAII, MAUI)やオリジナルティーも製造しています。
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[営業時間] 月~金 6:00~17:00 / 土 8:00~20:00(6:00-8:00PM/ジャズライブ開催)
日 8:00~17:00(3:00-5:00PM/ハワイアン&コンテンポラリーライブ:フラもあります:無料)

モロカイ島の自然環境や栽培条件などから、1980年代輸入されたのが"Red Catuai"という種類のコーヒーの木です。
このアラビカコーヒーの木は島の中央部、赤土が広がる小高い高台の傾斜で栽培が始められました。
Kualapu'u(クアラプウ)と呼ばれるこの場所は、別名「さつまいもの丘」と呼ばれていました。サツマイモ('Uala)は、ハワイ文化に大きく根付いた食材のひとつで、乾燥が苦手なタロ(Kalo)芋に比べてどこでも生育可能でした。名前が示す通り、この地は長い間、さつまいも農園として営まれてきていた場所でした。
Farringtonハイウェイ沿いに位置する農園には、エスプレッソバーやデリ、ギフトショップも併設されており、店内にはコーヒー農園の歴史や栽培の様子を垣間見ることのできるパネル展示も行われています。

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平日は、コーヒー農園ツアーも開催しています 。

[モロカイ島:コーヒー栽培の歩み] History of Coffee on Molokai
1980年代
地元のビジネスマンが、ブラジル人のコンサルタントと共にアラビカコーヒー豆の栽培地を探していたところ、数年にわたる調査の結果、モロカイ島のKualapu'uがハワイ諸島全島の中で一番、栽培に適した場所であると判断。アラビカコーヒー豆の栽培開始の準備を始める。
1988年
0.5エーカーの試験栽培を開始。後にこの試験栽培が、すべてのコーヒー豆栽培の元となる。
土壌が開拓され、風除けとして植林されたウィリウィリやノーフォークパインツリーに沿って、注水路が設置された。
農園は、微気候環境において、非常に独特な赤土で、ミネラルが豊富で、すぐ横には15億ガロンにも及ぶ貯水池があり、Kualapu'uならびにHo'olehua農地の水源となっている。
この貯水池は、ゴム管によって貯水池に水が引き込まれている貯水池としては、世界最大の規模を誇る。
農園の一番高台では、600エーカー、延べ64万本ものコーヒーの木を栽培している。
1993年
商業用として初めてオリジナルブランド「ミュールスキナー」「マルラニ」「モロカイアイランドプリンセス」が発売される。
2001-2003年
9.11の影響で農園の継続が困難になり、栽培を一時休止。
2004年
カリフォルニア州在住のマイク・アサートン氏とアルバート・ボイス氏が農園を買い取り、運営再開に向けて農地と建物、工場などの修復作業を開始。
マイク・アサートン氏は、ニカラグアに1000エーカーのコーヒー農園を経営しており、モロカイ島コーヒー農地を買い取ったことは、単なる彼らの趣味の範疇ではなく、彼らのコーヒーに寄せる熱い情熱がモロカイコーヒー農園の再起を活性化させた。
2009年
コーヒーズ・オブ・ハワイは日々、農園の整備やコーヒー栽培事業に加えて、モロカイ島への利益の還元を積極的に行っており、地元で開催されるイベントのスポンサーを努めたりしながら、100%モロカイコーヒーの品質維持、拡大に務めている。

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