top of page

観光スポットイーストベル・ストーン

昔はこのような巨大な岩を島の住民に王室行事開催を知らせる太鼓として使っていました。

岩のある部分をたたくと、音が鳴り、かなり遠くまで響きわたります。

 

ベルストーンと呼ばれるこうした溶岩は、島のあちこちにあります。

未来の王の誕生を知らせるのに主に使われていました。

【アクセス方法】 

★カウナカカイからハイウェイ450号線を東、ハラワに向かって進みます。 

★マイルマーカー23がカーブの手前に見えたら、そのすぐ手前海側にあります。

★車を止める場所はほとんどありませんので、ゆっくり時間をかけてストーンを訪問したい方は、MTBなどがオススメです。

ハワイ諸島全体に言えることですが、岩・石(ストーン・ロック)は生活の中で非常に大きな存在を占めていました。石と会話をする、石の割れ目(PIKO)にヘソの緒を隠す、など古代ハワイでは、ライフスタイルの中でストーンと共に生きてきました。ハワイでは、昔から、特定の石を移動するときには、その石に「移動しても良いかどうか」「移動したいかどうか」を訪ね、ストーンの気持ちを確認してからでないと、人間の決定だけで勝手に石を動かすことはできないのが習慣になっています。もし、石の気持ちに反して勝手に動かすと、その人に良くないことが起きていました。これは、現代においても見受けられる古代ハワイから続く習慣のひとつです。

 

かつては、島の至るところにベルストーンやウィスパリングストーンと呼ばれる石があり、人々の暮らしに役立てられていました。

今日、見ることができるのは、ここでご紹介しているものだけとなってしまいました。多くは、道路から海岸線下に存在しているため、近くまで行くことができなかったり、山奥の中だったり、民家の軒先、入口に未だにマナ(スピリット)を持ったストーンを設置している家が少なくありません。

 

このストーンにも諸説有り、ベル・ストーンとしての役割を担っていた、として、おもにハラワの山奥に住んでいる人々に何か大きな行事がある時や、好まれざる来島者があったときに知らせるためにこのストーンをたたいて、暗号のように一定のリズムによってメッセージを識別していたそうです。

 

さらに昔、ハワイ国時代には大きな反響音が鳴り響くため、主に王室関係行事や王に子供が生まれた時などに使用されていたようです。

 

ここにあるベル・ストーンは、ウィスパリング・ストーンと呼ばれることもあり、ハワイ語では「Pohaku Hawanawana」と言われ、モロカイ島では主にその昔、漁師さんが海上に出る前にこの場所に立ちより、大漁祈願のお祈りをして出かけたと言われています。

もし、タロが欲しいと思ったら、その願いをこのストーンにささやくと、農民が育てたタロ芋が漁師の元に届けられ、魚と物々交換を行うことができたそうです。

 

道路脇にあるこのストーンは、本物のウィスパリング・ストーンではなく、実際に古代ハワイ時代に使われていたウィスパリング・ストーンは、この場所よりさらに海に向かって下に降りた場所にあるそうです。

© 2013 Love Molokai  managed by Lokahi Creations Co,Ltd.

一部まだ工事中です。

bottom of page