
島の北西部海岸に位置するモーモミ海岸は、ハワイ諸島全体の中でも最も美しい砂丘として有名です。
島の西側は強い貿易風が1年中吹いているエリアのため、モーモミ海岸一帯にも貿易風によって砂が陸上へと押し上げられ砂丘を形成しています。
この場所全体は、自然保護地区となっているため、許可なく立ち入ることはできませんが、
ネイチャー・コンサーバンシー主催のボランティアガイドツアーによって訪問できます。

このエリア一帯を占める巨大な砂丘は100年近くに渡って形成されてきました。場所によっては、海岸線から6.4km(4マイル)も砂に覆われている時期もありました。そのため、モーモミ地区は「砂漠地帯」と呼ばれており、ハワイ語では「Keonelele」(風に吹き飛ばされた砂)と言われています。
古代ハワイの時代にはこの場所は、漁業が盛んな場所でしたが、現在ここは全てモーモミ保護地区としてハワイ州ネイチャー・コンサーバンシー団体によって管理、保護されています。
保護エリアは921エーカー(3.7スクエアkm)におよび、22種類のハワイ固有植物が生息しています。
個人で許可なく立ち入ることはできませんが、ネイチャー・コンサーバンシー主催のボランティアガイドツアーによって訪問が可能です。(月1回開催)
モロカイ島に長年暮らすローカルはモーモミビーチはかつて、4.8km(3マイル)におよび西のイリオポイントまで続いていたと言います。実際にその名残を垣間見れるかのように、現在は、3つの異なるビーチが一帯に存在しており、それぞれモーモミ・ケオネレレ・カヴァアロアというビーチの名前がついています。
モーモミビーチは、白砂浜に囲まれたベイエリアになっており、遠浅で海面は岩場のため海水浴向きではありませんが、釣りには適しています

