
アーネスト・スミス&エモリー・ブロンテが1927年7月15日、民間人として初めて太平洋横断の飛行を実行した際、最終着陸地として着陸した場所で、古ぼけた木の看板が掲げられています。
彼らの最終目的地はホノルルでした。


【アクセス方法】
★カウナカカイからハイウェイ450号線を東、ハラワに向かって進みます。
★マイルマーカー12 地点の手前、海側に位置しています。
スミス&ブロンテ2名は、当初の予定であるホノルル最終着陸地を変更し、ここモロカイ島のKIAWEの雑木林に最終着陸しました。ホノルル最終ゴールよりも100マイル、手前の着地でした。
アーネスト・スミス氏は航空メールのパイロットで、エモリー・ブロンテ氏はスミス氏のナビゲーターでした。
彼らは米国オークランドから、シティ・オブ・オークランドという名前をつけた全長27フィートの単葉飛行機(モノプレーン)で飛行を開始しました。
そして、最終着陸地となったここモロカイ島まで、26時間36分の飛行時間をかけて、2200マイルの距離を飛行してきました。
Copyright © 2005-2013 State of Hawaii
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(写真左)1927年当時、設置された目印
(写真上・右)数年前までモロカイ島にそのまま残っていた目印。
後方に生えているパームツリーの大きさだけが時代の流れを物語っています。

(写真右→)
現在の看板の様子。木の板がとれてしまって、鉄の枠だけが残っている状態です。特に目印もありませんので、車だとおそらく見過ごして通り過ぎてしまうでしょう。また、車を止める場所もこの辺りにはありません。
(民家の入り口道路脇にあります)
確実にこの場所を訪問したい方は、MTBレンタルなどを使って訪問することをお勧めします。